アニメ版を作った人々の熱い想いが詰まったガイドブック
寸評
アニメ版進撃の巨人は漫画版の熱気に負けない熱い完成度を持っている。
この熱さは「進撃の巨人」という作品の持つ力だけじゃなく、アニメ版スタッフ達の作品に込める熱い想いがあるからこそ感じるのだと思う。
このガイドブックでスタッフ達の熱い想いに触れることができた感じがします。
レビューをAmazon.co.jpに書きました
アイキャッチ画像
アイキャッチ画像は「進撃の巨人 ANIMATION SIDE 吼」表紙。
黒を基調に白と赤を挿す進撃の巨人らしい表紙です。
※「進撃の巨人 ANIMATION SIDE 吼」表紙
エレンの表情がアニメ版の熱さを表しているかのよう。
その下に冷静な表情で舞うリヴァイがおり、静と動を感じさせてくれます。
「進撃の巨人」ロゴは当然ながらアニメ版が使用されています。
前に発売されたINSIDE 抗やOUTSIDE 攻は漫画版がベースなので漫画版ロゴでした。
このロゴ風の画像を作れるサイトがありました。
進撃の巨人ロゴジェネレーター
http://sngk.net/
このサイトの名前で作ってみました。
曲線多すぎてイマイチ。
レビュー補足
スタッフ達の熱意を感じるインタビュー
コンテンツの大半を占めるインタビューですが、とにかく熱いです。
大人気漫画のアニメ化という重責に対し、強い想いで挑んだスタッフの気概を感じます。
情熱をもって仕事をしたんだなぁというのをひしひしと感じます。
あの謎のシーン
インタビューの中で、アニメ版で追加された意味深なシーンやカットの説明がされてます。
見たときは不思議な印象を持ったシーンも解説を聞くとなるほどと思います。
漫画と違い、複数のクリエーターが参加するアニメ版ならではというものだなと思います。
資料集としての価値
このガイドブックでは漫画版ガイドブックにあったような身長体重や評価などは載っていません。
アニメ版のシーンやカットを中心に掲載しており、きちんと三番目の「コウ」としての立ち位置を持っています。
レビュー後記
日本のアニメ誌に残るんじゃないか?と思うほどの力作となったアニメ版進撃の巨人。そのガイドブックということでどういう内容になるのか興味津々でした。
もしも漫画版と同じようなデータベース的な内容だったら興醒めだよなぁと思っていたら、キッチリとアニメ版として押さえてきたので期待通りという感じでした。
次の「コウ」は何になるのか、楽しみです。