別冊少年マガジン2014年5月号雑誌版とKindle版

別冊少年マガジン 2014年5月号

今月号から電子書籍版も始まって裾野広がりましたが、一番の朗報は「最終回ゼロ」かもしれない

寸評

最終回のお話はありません!
今月号は「進撃の巨人」単行本第13巻発売月ということで進撃の巨人がいつも通りの2話掲載ですが、スピンオフ作品の単行本も複数出るということで、出張掲載ありの進撃スピンオフ祭りです。
見出しにも書きましたが、電子書籍版も今月から発行で購入の選択肢が増えます。

Amazon.co.jpにレビューを書きました

アイキャッチ画像

アイキャッチ画像はKindle版と書籍版の表紙。

別冊少年マガジン2014年5月号雑誌版とKindle版
※別冊少年マガジン2014年5月号雑誌版とKindle版

自画撮りに集中して口が半開きで寄り目になっちゃったミカサが可愛いです。
諌山先生はこれを描くにあたって自分で同じように撮影したそうですが、いろいろ精神的に大変だったようです。
詳しくは先生のブログを参照してください。

現在進行中の黒歴史 : 色々あります
http://blog.livedoor.jp/isayamahazime/archives/8324190.html

表紙下はスピンオフ作品が並んでます(進撃中学はスピンアウト作品)。
増えたなーって感じ。

レビュー補足

Kindle版と紙版を比べてみた

レビューの方にも書いたのですが、Kindle版の良いとこイマイチなとこあります。
こっちはもうちょっと突っ込んだところを。

良いとこ

  • デジタルデータなので線が印刷の都合で潰れることがない。
  • 線が紙質に左右されない。
  • 白色背景なので線が見やすい。スッキリ感がある。
  • 軽い。

イマイチなとこ

  • 解像度が低いためボケる。
  • 圧縮の影響でカラーの塗りに色にじみが目立つ。
  • ページ数は結構あるのにインデックスがないので作品を探しづらい。
    「表紙」も「目次」も先頭ページに飛ぶだけって・・・。
  • 表紙直後の目次ページは紙と違い作品ごとに枠で囲われている形式のため、なんとなくリンク張ってるような感じかと思いきや、単なる箱表示だった。もしかしたら違う電子版だとリンクになってるとか?
  • 表紙直後の目次ページにページ番号がない。ページ番号があればページ番号指定で飛べるのに。
    最終ページの作者コメント付き目次にもページ番号なし。なんだかなぁ。

色にじみはこんな感じ。iPadのKindleアプリで縦表示してみたけど、結構目立つ。

Kindle版別冊少年マガジン2014年5月号表紙アップ
※Kindle版別冊少年マガジン2014年5月号表紙アップ

紙版は当然ながら色にじみなどなくきれいに印刷されてる。

別冊少年マガジン2014年5月号表紙アップ
※別冊少年マガジン2014年5月号表紙アップ

このあたり気になる人は紙版なのかな。

「進撃」スピンオフ祭り

スピンオフ・スピンアウト作品が同日複数発売され、うちにも届きました。

上左「進撃!巨人中学校 4巻」、上中「進撃の巨人 Before the fall 2巻」、上右「進撃の巨人 悔いなき選択 1巻(通常版)」、下「進撃の巨人 13巻(限定版)」
※上左「進撃!巨人中学校 4巻」、上中「進撃の巨人 Before the fall 2巻」、上右「進撃の巨人 悔いなき選択 1巻(通常版)」、下「進撃の巨人 13巻(限定版)」

それぞれ作者の色が出ている特徴的な表紙です。
中学はデフォルメキャラのギャグマンガ、Before the fallは良い意味で昔ながらのファンタジー作品風、悔いなき選択は少女漫画テイスト。

この中で中学だけがスピンアウトで、他2作はスピンオフ。
Before the fallは小説が原作、悔いなき選択はアニメ版ビデオ付録でストーリーが明かされているので、完全新作という訳ではないですがやっぱり漫画で見るのは面白いです。

以下、同日発売の進撃作品たち。

最終回なかった

ここ最近最終回ラッシュというか、打ち切りラッシュな感じだったので落ち着いた回でした。

とは言え次号最終回となっているのが「惡の華」と「放課後ソードクラブ」の2作あるので、来月号はまたあの感じなんですね。

レビュー後記

Kindle版は個人的にはイマイチでした。
手軽に読める電子版なのに、このページ数で作品単位で飛べないのは痛すぎる。
私はKindleに電子書籍を集約しているんで、もう少し使い勝手が良くならないと買わないかな。

毎号一通り作品は読んでるものの、入れ替わりが激しいから読み切りがチラ付いていまいちな気持ち。
何らかの閾値で打ち切りは決まるのだと思いますが、落ち着いて読みたいと強く思います。
これをここ最近毎号思っています。