別冊少年マガジン 2014年4月号

別冊少年マガジン 2014年4月号

新連載3本!出張読み切り1本!最終回1本・・・連載終了1本・・・

寸評

ここ最近は、新連載と最終回のラッシュで掲載漫画がどんどん変わっていく別マガですが、今月も動きがありました。
新連載はどれも特徴的な感じで、比較的似たテイストの頭脳バトルコンペ作品群とは一線を画している感じで、今月の新連載は比較的良い感じかなと思います。
大幅な掲載漫画の入れ替えがこの先どう出るか分かりませんが、もう少し最終回というのを大事にしてほしいとは思います。

レビューをAmazon.co.jpに書きました

アイキャッチ画像

アイキャッチ画像は「別冊少年マガジン」2014年4月号表紙。
「え?週マガ?」
と思ってしまいそうな表紙ですが、別マガです。

別冊少年マガジン 2014年4月号表紙
※「別冊少年マガジン」2014年4月号表紙

ところで左上にエレンがいますが、そこにかぶる文章って結構なネタバレ・・・。
今月号の展開を示唆しているもなので、そんなに大きなネタバレってわけではないのですが。

レビュー補足

新連載も最終回も多すぎるんでは

Wikipediaで調べてみました。

連載漫画 – 掲載作品 – 別冊少年マガジン – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A5%E5%86%8A%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%83%B3#.E9.80.A3.E8.BC.89.E6.BC.AB.E7.94.BB

創刊号から残っているのは「そんな未来はウソである」「進撃の巨人」「惡の華」の3作。
それ以降始まって現在も残っているのは「さんかれあ」「進撃!巨人中学校」「ふらいんぐうぃっち」の3作。
2013年から今月号まで一気に26作品が連載開始していますが、早くも8作品が終了しています。
結構出入りが激しいイメージ。

特に班長が変わった2013年8月からは一気に新連載と最終回が増えており、前班長色を無くすため?と勘ぐってしまうほどです。
面白い新連載も多いのですが、まだ打ち切りには早いんじゃないかと思うような作品もあり、モヤモヤ感はぬぐえません。

最終回は大事にして欲しいです

巻末目次コメントで「トモダチゲーム」の漫画を描いている佐藤友生先生がこんなコメントを書いていました。

「最終回は皆にとって特別だと思うので、一度に何本もは悲しい・・・。」

別冊少年マガジン 2014年4月号898ページ
※「別冊少年マガジン」2014年4月号898ページ

本当に私もそう思います。
気に入っていた漫画の最終回はやはりいろいろ思うところあるわけで、それが一気に来るのは悲しいものです。
漫画を描いている側でも同じような想いがあり、こうして目次コメントにまで書いてくれるのは嬉しいことです。

犯人は別マガ班ちょー?

「大好き 吉村さん!」のカラーページで三代目吉村翼先生がこんなダイイングメッセージを。

別冊少年マガジン 2014年4月号797ページ
※「別冊少年マガジン」2014年4月号797ページ

やはり・・・そうなのでしょうか!?
そりゃ最終的に決定するのは班長だからそうっちゃそうでしょうけど、こうして書いてしまうあたり思うところもありますが、これの掲載をOKとした班長も中々の人物かもしれません。

レビュー後記

レビュー本文にも補足にも繰り返し書きましたが、新連載と最終回ラッシュがやはり気になります。
今月の新連載「BB.HELL」に「別マガ班長が惚れ込んだ」とあったり、読み切りの「Blood festival」に「別マガ班長絶賛」とあるあたり、誌面を新しい班長のカラーにしたいという感じなのでしょうか。
もちろん責任者の判断なのでそれはそれでいいのですが、もう少し最終回を大事にして欲しいところです。突然の第一部完、俺たちの戦いはこれからだ!って感じで打ち切られまくるのを見るのは悲しいです。

ここにきて気に入っていた「放課後ソードクラブ」もあと3話と。

Twitter / ishigana: 本日は別冊マガジン4月号の発売日です!放課後ソードクラブ第1 …
https://twitter.com/ishigana/status/442161448962105346

剣正と真刀の物語も今月を入れて残す所あと3話となりました!

そういえばクーロンフィーユも突然「ラスト2話」とか出て驚いた記憶が。
まだ先がありそうな時点で最終回までのカウントダウンを告げられるとやはり勘ぐってしまいます。
悲しくない最終回を迎えてほしいものです。