再スタートの贈り物
寸評
GTM世界となってすっかり変わってしまったファイブスター物語。その世界を理解するために必要な情報が詰まった作品集です。
デザインズ1~3と比べてデカい!高い!というのが第一印象。その理由は「あとがき」で永野護氏自らが語っています。納得できるかは人それぞれ。私は納得しました。
内容はやはり永野護氏だけあって十分満足行くものです。私はGTM世界になったF.S.S.も十分楽しんで読んでいるので、キャラクターズ通算13作目となるこのデザインズ4も楽しく読むことができました。
レビューをAmazon.co.jpに書きました
アイキャッチ画像
アイキャッチ画像は「F.S.S. DESIGNS 4」表紙。
色調整していないのと照明が悪いのでグラデーションかかった感じになっていますが、実際はちゃんと真っ白です。
※「F.S.S. DESIGNS 4」表紙
デザインズ1~3に比べてシンプルな表紙になりました。
写真下に見えるのは帯で、これを外すと本当にシンプルな表紙になります。
文字はすべてエンボス加工。「DESIGNS 4」の下に入っている「MAMORU NAGANO」は反射させないと見えないです。
このシンプルなデザインは新たなF.S.S.の出発を意味しているのでしょうか。
レビュー補足
付録ポストカードの表面
また撮影下手ですみません。本物はちゃんと白いです。
※「F.S.S. DESIGNS 4」付録ポストカード表面
こんな感じで仕切り線にGTM所属の紋章が入っています。
デカい!
大きさ比べてみました。
※F.S.S.関連書籍と「ニュータイプ」2014年3月号
角を揃えて並べると、飛び抜けた大きさが分かると思います。
ニュータイプ本誌はデザインズ1~3やGTMワールドガイドと同じで、キャラクターズや昔出たエピソードガイドはもっと小さいです。
うちの本棚に入らないじゃないか・・・と思ったら、あとがきでも苦情が来てること書いていました。
とりあえず高さ調整できる別の本棚に入れておくしかないか・・・。
レビュー後記
久々のFSS大型本ということで、予約開始と同時に予約し発売まで待ち焦がれておりました。
こうして届いて手に取って読み始めると、GTM関係の新情報やファティマや人物の更新情報が雪崩れ込み、もう何が何やら。
とりあえず全部読み込むのは時間がある時にし、とりあえず連載を読み進めるのに重要そうな詩女を中心に読み込みました。
うん、ナカカラは永野先生が好きそうな感じでまとまってますね。
この先連載を読みながら読み込んでいくことになりそうですが、完全に読み込む頃には何かの奇跡が起きてMHな世界に戻ってしまいそうな気もします。
果たしてこの先FSSの世界はどうなってしまうのでしょう、なんて思うほど、まだまだ先が見えない物語だということを思い知らされました。